・コミュニケーションの九割は非言語的コミュニケーションだという

・言葉を超えて伝えられるコミュニケーションを非言語的コミュニケーションという

・言葉は嘘をつけるが非言語的コミュニケーションの方がごまかしがききにく

・コミュニケーションとは自分そのものやその振る舞いが見られているということか….

一昨日ある方からの相談のお電話があった。内容は明らかにコミュニケーション不足による信頼関係の破綻であった。そこで感じたのは言葉は嘘をつけるが振舞いや行為が事実として投影されているということ。またプロセスの可視化や共有がなされずにブラックボックス化する事は、信頼を闇に葬り去るに等しいということだ。前近代的な建築現場だと非難するのは簡単だが、我がこととして自らをも戒める必要があると感じた。

話は変わり、写真は近所の風景。布野修司の「戦後建築論ノート」を読み始めたら、「風景の意味を問うこと、それは建築の領域における出発点の一つの問いである。」といっている。陽気に誘われてしごとの合間に散歩に出掛けて気になった風景は、手に取る本の中身を予見していたのであろうか…